2022年11月19日

スチール044のメンテと試運転を兼ねたもみじ伐倒

墓地の上に大きくかぶさるように成長したもみじの大木。







地主さんの亡きおばあさんの代に植えたとのことですが、墓地を守って管理している地主さんももう70才近く。
自分が動けるうちに大きくなりすぎた木を整理しておきたいとのことでした。

伐倒に備えて、チェンソーのメンテナンスをしておきました。





大木用に中古で買ったスチール044。
今から30年も前にデビューした大御所?です。
それでも排気量70ccのパワーは健在で、70cmのバーでグイグイ切り進んでくれます。
今回はキャブレターの部品を交換しておきました。

きれいに紅葉しきった先日、関係者一同できれいな赤色を味わってから伐倒させていただきました。
地主さんとともに感謝の気持ちを込めてお神酒をささげてからの作業です。

根本付近は1mを超える太さですが、途中から大きく3方向に分かれていたので、そのまま支障なく倒せる幹から手を付けました。



その後はお墓の上に張り出している枝を樹上で切り分けて吊り下げを繰り返し、お墓にかかる枝がなくなったところで伐倒しました。

根元まではまだ1m近く残っていますが、それでも長い部分の直径は1m30cmありました。





地主さんによると木材としての引き取先は見つからなかったとのことで、最近増加中の薪ストーブの燃料として引き取られていく予定です。


  

Posted by きこりや at 18:50Comments(0)