2022年11月29日

ビリーからちょっと早いメリークリスマス

今年は外でお散歩も始めたビリー王子。

調子に乗ってくると逃げ回って捕まえられなくなってしまいます。

ちょっと前までは車の下などに隠れても、「ちゅーる」を見せると

出てきてつかまってくれたのですが、この頃は学習して効き目がなくなってしまいました。

そこで使っているのが「リード」です。

これを手繰り寄せれば狭いところに逃げ込まれてもなんとかなります。

今回はまもなく訪れるクリスマスをイメージしてみました。



リードを装着するときもそうですが、トナカイの被り物をつけるときも全く抵抗なし。

犬派だった私は、以前はずーっと犬を飼っていましたが、犬だとこうはいきませんね。

わしゃわしゃ動いて付けるのにも一苦労、うまいこと付けられたとしてもすぐに前足でかき落とすのが容易に想像できます。

猫は自分勝手でわがままな生き物と思っていましたが、人間の動きにとても敏感に反応するし、

何をされてもとりあえずじっと我慢して受けいれるところを見せられて猫に対するイメージは180度変わりました。

今回付けたトナカイの被り物は100円ショップで買ったものですが、動いていると徐々にずれて

最終的には「よだれ掛け」状態になってしまいます。



これはビリーが悪いわけではないですねえ~。笑


さて、我が家の車庫兼店舗兼工房でも薪ストーブ始動しています。



午後になって日が落ちるとやっぱり肌寒くなり、仕事をしようとして火を入れるのですが、ついつい「ジー」っと見つめてしまい

30分くらいはあっという間に経ってしまいます。笑

はっと気づいて動き出しても、散らかり放題に散らかっているものが目に入って片付けを始めるとそれに夢中になってしまい

そのうちに「プルルルルー」と奥さんから夕飯ができたよの合図が響き・・・・。

結局何も作り終えずに終了!

「年中無休」を謳っているきこりやですが、こんな日もよくあるのです。爆笑


そういえば、この前の日曜日、〇〇〇地区活性化協議会という団体の活動に参加してきました。

今回の活動は、地元の束稲山における「ツツジ群生地保全作業」でした。

40年ほど前は一面にツツジが生い茂る観光地だったのですが、手入れが追い付かず雑木に覆われて

徐々に減少したツツジをよみがえらせようとする取り組みです。

散策路沿いの支障木などをきれいに取り払い、ツツジの移植なども行ってきているのだそうです。



この日は地区の方々を中心に28人のオヤジたちが集い、午前中一杯作業をしました。

年に2,3回位の保全作業ということですので、極力参加していこうと思います。


散策路の小高いところには胆沢平野が一望できる立派な展望台も整備されています。



「知る人ぞ知る」的なスポットなんでしょうか。

半日の作業時間内に3人のハイカーが通り過ぎていきました。

もっともっと地元を知らねば!

と再認識しました!  

Posted by きこりや at 09:42Comments(0)

2022年11月19日

スチール044のメンテと試運転を兼ねたもみじ伐倒

墓地の上に大きくかぶさるように成長したもみじの大木。







地主さんの亡きおばあさんの代に植えたとのことですが、墓地を守って管理している地主さんももう70才近く。
自分が動けるうちに大きくなりすぎた木を整理しておきたいとのことでした。

伐倒に備えて、チェンソーのメンテナンスをしておきました。





大木用に中古で買ったスチール044。
今から30年も前にデビューした大御所?です。
それでも排気量70ccのパワーは健在で、70cmのバーでグイグイ切り進んでくれます。
今回はキャブレターの部品を交換しておきました。

きれいに紅葉しきった先日、関係者一同できれいな赤色を味わってから伐倒させていただきました。
地主さんとともに感謝の気持ちを込めてお神酒をささげてからの作業です。

根本付近は1mを超える太さですが、途中から大きく3方向に分かれていたので、そのまま支障なく倒せる幹から手を付けました。



その後はお墓の上に張り出している枝を樹上で切り分けて吊り下げを繰り返し、お墓にかかる枝がなくなったところで伐倒しました。

根元まではまだ1m近く残っていますが、それでも長い部分の直径は1m30cmありました。





地主さんによると木材としての引き取先は見つからなかったとのことで、最近増加中の薪ストーブの燃料として引き取られていく予定です。


  

Posted by きこりや at 18:50Comments(0)

2022年11月11日

国有林モニターに参加してきました。

今年度と来年度の2年間、国有林モニターとして勉強させてもらうことになりました。
国有林野の活用や森林資源の適正な管理・利用への理解を深める目的で農水省林野庁東北森林管理局が募集した事業です。

前回は岩手県の夏油スキー場に近い国有林で行われた治山事業(砂防ダム)の現場を見学しました。

2回目の今回は山形県の蔵王周辺で行われたオオシラビソ林再生の取り組み状況を見学してきました。





地蔵山頂駅付近の気温は約1℃。説明を聞いているうちに参加者一同ガチガチになってしまいました。笑

さて、オオシラビソといってもピンとこないですが、八甲田山や八幡平、蔵王などで冬の名物として知られる「樹氷」ができるあの木です。別名はアオモリトドマツ。

今回見学し山形蔵王では、地蔵山頂付近で2013年にトウヒツヅリヒメハマキによる葉の摂食被害が集中しておきたうえに、2016年から弱った木にトドマツノキクイムシが追い打ちをかけ、20haにも及ぶ地域でオオシラビソが枯死しているということでした。



蔵王にはよく出かけていたので、こんなもんなんだ(夏には葉がつくのだろう)と思っていたのですが、じつは深刻な事態だったんです。

近くで見ると、その状況はよりはっきりわかります。




「樹氷」は、それが見られる地域においては貴重な観光資源であり、これを守っていかなくてはならないということで山形森林管理署が中心となってオオシラビソ林再生の取り組みを進めているとのことです。

しかし、オオシラビソについては、スギのように人工的に生産していく技術が確立されておらず、現在、稚樹の試験移植や種子の貯蔵・発芽などの試験を進めている状況だそうです。

(ちなみに枯れてしまった木ですが、それでも冬には樹氷となって活躍してくれるので、倒さずに残しているのだそうです。夏場に見ると痛々しいですが)





山仕事で杉の植林も行いましたが、数万本という苗木がトラックで運ばれてくるところからしか見ていないので、丈夫な苗木を安定して生産できるようになるまでの道のりについて思いを巡らせることはありませんでした。

今回も、「枯れたなら苗木をどんどん植栽すればいいのに」くらいの考えも多少あったのですが、やはり現実ははるかに厳しいのですね。
稚樹の成長は1年に1~数センチ。
被害を受ける前の状態に戻るまでに70年かかると試算されているようですが、自然を相手にする事業はなんでも数十年単位での計画になりますね。

今は木を伐ることを仕事にしています。
大木があることで人間の生活に不便をきたし、やむなく伐り倒してしまう現場が数多くありますが、この頃は伐り倒すだけでなく枝を落とすことによってうまく共存できないかという観点からアプローチするようになってきました。

人の生活も大自然の中の一部。やはり何事もバランスが大事ですよね。
この頃夜更かしが多かったりするので、今日はしっかり昼寝もしようっと。  

Posted by きこりや at 11:05Comments(0)

2022年11月01日

ゴルフ場でのボランティア!!!

先日、某ゴルフ場でボランティアスタッフとして活動してきました。

今回の活動内容はお客さんのゴルフバッグを車から降ろしたり、カートにセッティングしたりというものでした。

その日は平日にも関わらず3つもコンペが入っており、結構な賑わいでした。




今後、コースの芝刈りとかグリーンのメンテナスとか徐々にご指導をいただく予定です。

もちろん、プレーに支障のある木があった場合はその処理なんかも出てくるでしょうね。(当初はそれだけやるつもりでしたが)

実はボランティアといっても多少の見返りがあるのです。

それは、一定の活動時間数が積み重なるとそのゴルフ場で優待プレーができるというものです。

月に一度か二度くらいしか行けなくても全く問題なし。コースマスターやキャディさんの苦労話なども聞けて楽しめます。

雪が降るまでに一度くらいは優待プレーができると思います。

コースに出てゴルフをするようになってから30年以上たちますが、目標はずーーーーっと変わらず100切り!

というと、やったことがある人ならだいたい察しがつきますね。(笑)  

Posted by きこりや at 15:40Comments(0)