2021年05月30日

スチール中古チェンソー 044の修理  

ネットオークションで35,000円で落札したスチールの70㏄チェンソー「スチール044」。以前に伐採した直径1mに迫る欅の板材づくりに使おうと思って入手しました。(このクラスの新品を購入するとなると、諭吉さん25人は必要になるので現在のきこりやの稼ぎではちょっと無理です。)祈る気持ちで始動してみると、結構快調に動いてくれました。でも、なぜか途中で止まってしまうことがたびたび。前回ストップして以降は、まったく始動する気配がありません。ということでやはり分解。一番怪しいのは電気系統と踏んで、そちらからチェックです。ある程度ばらしてふきふきしてみると、配線からポロポロとこぼれ落ちるものがあります。よくよく見ると配線の被膜が劣化(硬化)して剥がれ落ち、金属のワイヤーがむき出しの部分がかなりありました。このむき出しの部分が本体に接触したときに電流がアースされて一次側の電流がコイルに流れず、スパークが飛ばなくなってエンジンストップとなっていると判断。配線ケーブルをそっくり交換することにしました。とはいっても1990年製044の配線部品がまだ販売されているとは考え難いので、得意の自作。サンバーもそうですが、古い機械の修理は、手元にある合わない部材を加工して合わせていくという楽しい楽しい作業が待っています。今回は044に使われている配線の差し込み金具がちょうどよい大きさのものが手元になく、外した配線の金具部分のみ再利用という形で「工作」しました。さて、その結果・・・。エンジンは無事に始動。そのうち実戦で使用して途中でストップしないかのテストをしてみます。スチール中古チェンソー 044の修理  
スチール中古チェンソー 044の修理  




Posted by きこりや at 07:03│Comments(0)
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