2021年07月03日

ツリークライミング体験会

ツリークライミング体験会のアシスタントスタッフとして初めての活動をしてきました。
今回の対象は小学1,2年生12人と先生1人。
今回登るのは樹齢100年を軽くオーバーすると思われるケヤキです。
幹の直径は120cm以上あります。仮に170年生とすると、生まれたのは江戸時代の1851年。ウィキペディアによれば「ジョン万次郎アメリカ船で帰国」の年です。
大木を伐ったりするたびに年輪を数えますが、数十年という永きにわたって我々人類が放出した二酸化炭素を取り込み、そのうちのC(炭素)を自身の一部として固定し続けてきてくれことに感謝の気持ちでいっぱいになります。(たまにね)

さて、スタッフは早朝に会場に入って、ロープの準備です。


ツリークライミングを直訳すれば「木登り」ですが、実際にはロープを使って上ります。知らないうちは子供がロープにぶら下がって自分の体を持ち上げられるわけないと思いましたが、世界的に確立された安全な方法があってその心配は全くありません。ロープをはじめとした使用器具には厳格な基準が設けられていて、団体で指定したもの以外はNG。ロープのかけ方から結び方、結び目の形までインストラクターのチェックが入ります。



準備が整ったところに参加者の小学生が到着。一通りの説明を受けた後に上り始めます。
一応、大切な説明ではあるのですが、予想通り説明の最中に「あ、カメムシが先生の服についている!」「どこどこ?」などのやり取りも入ります。「とってあげる」と動き出す子もいますが、「ちょどしてきいでろ!」などど怒鳴ることはありません。笑


それでも10分後にはこのとおり

全員がツリークライマーに変身!早い子は5mくらいまで行ってしまいます。
降りるときはスタッフの補助でゆーくっりおりてきます。
「おりたくなーい」という子もいますが、次のグループが待っているのでお願いして降りてもらいます。笑


「楽しかった」
「またやりたい」
「つぎいつくるの」
生きる元気をもらえる言葉を全身に浴び、こちらも幸せな気分で終了です。

帰り道、新しくできた小谷木橋を渡ってみました。

左端に以前の橋が写っていますがわかりますかね。



























  


Posted by きこりや at 06:50Comments(0)