2022年02月11日

住宅地での高木伐採

先日、住宅と街灯公衆トイレ、街灯、電線、水飲み場などに囲まれた場所で柳の木の伐採を行いました。

木の重心方向と倒したい方向がずれている場合は何らかの方法で木が倒れる方向を制御しなければなりません。
今回は倒せる方向がかなり限られているので、特に邪魔になっている枝を落としてからロープで牽引です。
3本の対象木のうち、1本は倒したい方向に重心が行っていますが後の2本はロープで牽引して重心を変えていきます。



ラスト1本の木は、街灯と民家、電線の間を狙っての伐倒。引っ張りたい方向にあるしっかりしたものが今回は60mほど離れたところに立っているケヤキだったので、方向を変えた分も含めてロープの総延長は100m程度になりました。





電線、街灯、民家、公衆トイレのどれにも触れることなく無事に3本伐倒完了です。



伐倒の作業はかなり頭を使い、力学的な知識をもとにあれこれシミュレーションしながらなのでかなり達成感があってこの仕事をやめられない理由の一つです。

しかし!

伐倒後の後始末はいつものことながら大変です。
特に今回のように雪の現場だと、散らばった細かな枝は白い雪の上でとても目立ちます。雪に刺さっているのがほとんどで、ほうきではくわけにもいかず、ブロワーでも吹き飛ばないため一個一個手で拾い集めました。かなりじみーな作業です。男4人が雪の上にしゃがみこんで木の枝をせっせと拾い集める画なんてそうそうないですね。笑

1時間以上かかってきれいにしてようやく終了!

みなさんおつかれさまでした。

























  

Posted by きこりや at 23:42Comments(0)