2021年08月16日

愛車遍歴 その3

【第二定職期~大容量化期】
 平成9年からは二度目の定職に就くことができ、このあたりから趣味と実益を兼ねた車に目が行くようになってきました。仕事で大人数を乗せたり、野球チームの選手の荷物やチームの野球道具を大量に運搬する必要が生じたことから、普通車のバンに目が行きだします。そんな時に家の近くの中古車屋さんで見つけたのが、トヨタダイナ。ミニカトッポを下取りに出し、手出し20万円で側購入。この時点から、奥さんの足はパジェロミニに変わります。

実際の車は写真よりも一つ古い型で、もう少し角ばっていました。
9人乗りで、荷物もたっぷり積めるところは予定通りでしたが、想定外だったのは乗り心地。この車、ボディの下は2tトラックそのもので、後部座席の人は、段差を乗り越えるたびに座席からお尻が浮くほど飛び跳ねてました。笑
飛びすぎて頭を天井にぶつけ、気を失って夢を見ているうちに現着するということで、「ドリーム号」と名付けられましたとさ。
バッテリーは24Vのため、電装品も今までの物は使えず、タイヤ交換にしてもバカでかいナットのため工具一つ一つ新たに購入していきました。3t用フロアジャッキもこのころに購入しました。ところが、職場の方針が仕事で自家用車に人を乗せて移動するのは慎むようにということになり、毎日引っ張りまわしている後部の大空間がもったいなく感じ、なんでそうなったかはよく覚えていませんが「キャンピングカーに改造」へと進んでいきます。概要はネットで調べ、ある程度の構想を盛岡の陸運支局に電話して確認という作業を何回か繰り返し、あとは車内でトントンカンカン大工仕事で内装を仕上げていきます。流し台、給排水設備、調理用火器周りなども基準通り設置し、いざ盛岡に実車を持ち込んでの車検。打ち合わせの成果が出て、一発合格。晴れて8ナンバーを装着したのでした。このダイナでは、家族4人で北海道旅行にも行き、これまた思い出の多い車になりました。後部座席では相変わらず段差のたびに子供二人が飛び跳ねていましたが。
その後ある程度落ち着いた日々?が続きましたが、ダイナで火がついたキャンピングカーへの関心はトロトロ燃え続けていました。平成14年だったと思います。ある時通勤途上の中古車屋さんに止めてある車に目が釘付けになりました。それがこちら

シボレーアストロ。左ハンドルのアメ車です。排気量は4300㏄。日本での人気の最盛期は過ぎていた車ですが、もうどうにも止まりません。ほぼ業者の言い値の130万円でお買い上げ!残念なことにFRでしたが、車重がものを言って、「急」な操作をしない限り雪道でも不安はありませんでした。車幅2mのゆったり感、総革張りシート、リアシートは電動であっという間にフルフラットのベッドに早変わり。天井には様々なイルミネーションランプ。かなりリッチな気分に浸れる車でした。このアストロでも、2回目の北海道家族旅行に行きました。でも普段の週末はフルフラットベッドの上にはチームの野球道具状態でした。実はこのアストロ購入時点で10年落ち、13万キロ走行。かなりガタも来ていました。故障のたびに専用工具を探し求め、リペアマニュアルを見ながら修理して4年間、27万キロまで乗り続けました。そしてついにシフトチェンジのショックが大きくなってきたことに伴い、買い替えを考えますが、ネットで探していたのはやはりアストロ。オークションで40万円で落札、神奈川からやってきたのが2代目アストロです。

今回のは初代と比べて質素でしたが、AWD、四駆です。
大きな故障もなく快調に走ってくれました。次の衝撃が走るまで3年間頑張ってくれました。


























  


Posted by きこりや at 09:08Comments(0)